劇団ひとり、「花燃ゆ」で伊藤博文役！？なぜ？実は女好きなちゃらんぽらんだった伊藤博文。

ＮＨＫの大河ドラマ「花燃ゆ」、井上真央が演じる松田松陰の妹が主役ですが、その松陰の開く塾の生徒として初代総理大臣の伊藤博文がいたんだとか。
そしてその役を劇団ひとりが演じるようですね。
最近はお笑いではなく俳優や作家や監督まで挑戦している劇団ひとりですが、イケメンが勢ぞろいする中におさまっているのをみると「ん？」と思ってしまいます。

そんな偉くて有名な伊藤博文をＮＨＫの大河で演じる劇団ひとり…同じくなぜ！？と思った方も多いと思いますがどうでしょう。

本人も、「僕がやっていいのか？と思ったけど『大丈夫です。意外にちゃらちゃらしている部分があるのでぴったりです』と言われて、やろうとなった」と語っています。

そんなお笑いタレントがオファーされてしまう伊藤博文…本当はいったいどういった方だったのでしょう。

女好きで有名？？セクハラおやじ！

幼少の名前は利助でした。
伊藤利助はのちに初代総理大臣、伊藤博文となる立派な人です…が、一方で芸者好きで当時からすでに有名だったらしいです。
女が掃いて捨てるほどいるという意味で「箒」とよくまわりからは言われていたくらい女好きだったようです。

自分でパーティを主催しては女の子にかたっぱしからナンパをしたりしていました。
「芸者は一流ではなく、二流・三流の子がいい。へたに一流の子と遊ぶと地元の有力者が後ろ盾になっている。揉め事を起こさないためにも二流・三流の子と遊ぶ」
そんなことまで言ってしまう伊藤博文です。

そして、あげくの果てにとうとう明治天皇から「少しは慎め」と注意喚起まで。
でも彼はめげません「ひそかに女は囲うものはおりますが、そんなことせず公認の芸者を置いておくまでのことです」

なんてどうどうとしたエロおやじでしょうか。

寝る時も布団の両側に女の子を寝かせて遊んだりしていたそうな。

偉人でもそんな一面もあるのですね。
そんな人ですが、人に好かれる陽気な方でもあったようです。

護衛もつけず農民とおしゃべりするようなマイペースさ

護衛をつけたりしこみ杖をもつこともなく、一人で歩き、軽装で歩きまわっていたんだとか。農民たちと野菜の値段や暮らしのことを訪ねたり、老人とおしゃべりしたり気さくな人柄だったようです。

冒険ずき、無類な陽気な青年で、ちゃらちゃらしてはいるけれど、まわりを楽しくさせるようなムードメーカーだったのではないでしょうか。
きっとそういったキャラクターだったために芸人を起用しようとＮＨＫも考えたのでしょうね。

ワイロはせず、野心のための政治ではなく、国家のための政治

伊藤博文はいっさいワイロは使わなかったそうです。もちろん自分から催促することもありませんでした。
「金銭に対する清潔さを批判するものはいない」ということだったようです。

伊藤博文は理想を立てて組織的に仕組む人だそう。
そしてそのやり口は陽気で派手、それでいて政治上の功名心が強い人だったそうです。相手のこともよく考えながら行動をする人だったのでしょうか。

金銭のやりとりはせず、話だけで外交をするということはコミュニケーション能力にたけ、人の心をつかみ、動かせる人だったんでしょうね。

こういった人だったからこその劇団ひとりの起用ということでしょう。そういう性格だと知ると他の俳優陣でなかったのも納得なところかもしれません。

でも地方にいけば必ず女がいるとかきくと、ん？イケメンの方がいいのでは？とも思いますが…はたしてそういった女好きな面は描かれるのでしょうか？伊藤博文がどこまで出てくるかは分かりませんが、こういった背景、性格をしると気になってしまいますね。

今後の「花燃ゆ」が楽しみです！

大河ドラマＮＨＫ「花燃ゆ」公式サイト
「花燃ゆ」facebook

 
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